「第5回ろう学校交流事業in沼津ろう」
2020年2月26日(木)
みなさんこんにちは、全コン三役です!
今回は、1月31日に行われた第5回目のろう学校交流事業についての報告です!
実は残念ながら、三役全員とも行けず‥‥
今回は代わりに事務局員の増田さんから執筆していただきました!
やあ!!すだすだこと集い部の増田です!!
今回、三役代理としてろう学校交流事業に初めて参加しました。
ちなみにその翌日からラオスに渡航し、
ろう関連のインターンシップに参加したのですが、
そこでろう教育がいかに大事なのかを痛感、、、
さて本題へ。
中川副会長の(幼稚部のときの)母校である
静岡県立沼津聴覚特別支援学校へお邪魔しました!
沼津ろう学校では、キューサインが主なコミュニケーション手段だと聞いてたため、
手話が通じなかったらどうしようかって思っていたんですが、
実際にはそんなことはなく普通に楽しくおしゃべりできましたね。
そして、全コンについての講演をしたのですが
みんなも私も緊張しててガクガクでした(笑)
全コンのことを知らない生徒がほとんどで、
「興味がない」というより「知らない」が多いように見受けられました。
私が中高生の頃は単に「東京デビューしたい!」「大学に行ければいい!」っていう思いが強く、
大学生活とはどういうものなのかが想像できてなかったし、
大学はどこにしようかなってそこまで真剣に考えてませんでした…。
なので、私も今回みたいに大学生から直接話を聞きたかったなぁとしみじみ感じました。
そういう意味でも、「ろう学校交流事業」を全国的に、もっと活発的にしていくことが大事だと思いました。
全コン講演が終わるころにはお互いとも緊張感が解け、
次は分科会へ移りました。
「ワークショップ」「ディスカッション」「プチ講演+トーク」
の3つのグループに分かれ、私と鈴木は「ワークショップ」を担当しました。
学校を卒業し社会に出て、自分がろう者であることを周囲の人にどのように伝えるかを
みんなに考えてもらいました。
最後に質問タイムも設けたのですが、
特に情報保障に関する質問が多かったので、
それだけ社会についていけるかどうかの不安が大きいというふうに感じました。
他の分科会について、参加者からコメントいただきました!
「ディスカッション」(濱松・久保)では、
進学、就職どちらにも共通する社会参加において、
重要な「ろう」としての生き方というのをテーマに議論しました。
ここでは、生徒が自分の考えを表明してくれ、それぞれ自分の軸を持っていることに終始圧倒され、30分があっという間でした!
生徒にとっても普段一緒にいる同級生がどう考えているか、自分がどう考えているかを改めて見つめなおす機会になったのではないでしょうか。
ディスカッションは必ずしも正解が一つではない所が面白いですね!
柘植と水野は「プチ講演+トーク」の分科会を担当しました!
最初は大学生活やコミュニケーションの取り方について講演。
生徒たちも真剣に聞いていました。後半、「質問あったらなんでもどうぞ!」と言うと、サークルやバイトなど、日常生活の事から、情報保障まで様々な質問が飛び交いました!
高校生が大学生の姿を見たり、疑問に思ってることを直接聞いたりすることってなかなかないですよね。
私(柘植)も高校生の時こうやって先輩に聞く機会があればよかったな、と思いました。
普段関わることがない中高生と関わることができてよかったし、
当時の自分と重なって見えて
環境や人との出会いからくる「刺激」は本当に大事やな~って思いました
当事者の大学生と交流することでこれからの進路に大きく関わってくることも感じたし、
貴重な経験ができたと思います!
少しでも全コンに興味を持ってくれたと思います!(謎の自信)
ありがとうございました!!
ろう学校関係者のみなさまから
お問い合わせや交流のお申込みは
こちらからできます。
ぜひともお待ちしております!
全日本ろう学生懇談会
三役