2019年度第2回ろう学校交流事業

みなさんこんにちは!
タイトルからご察しのとおり、今回もまた
全コン三役がお送りいたします。

第1回目の長野ろうに引き続き、
第2回目は…
奈良県立ろう学校
に行ってまいりました!!

本会からは、三役の大西と中川、
会員3名、合わせて5名が参加しました。
なんと全員、実行委員など
何かしらの役職を持った方々が揃いました(笑)

奈良ろうは、大西会長の母校であり
ろう学校交流事業を立ち上げた際に、初めて赴いたろう学校でもありました。
のどかな田園風景のなかにあります。
 
午前中は少し高等部の授業を見学させていただきました。
生徒と先生が積極的にコミュニケーションをとりながら勉強をしていました。
少人数だからこそ作ることができる、自主性を大切にした雰囲気。(下線)
これもろう学校の魅力のひとつですね!

給食も、各教室にお邪魔して一緒に食べました。
(すこし緊張してはいましたが、)生徒たちの普段の様子を体験することができました。
 

午後からいよいよ本番、
高等部全体を対象に交流のはじまりです。
まずは大西会長から
お馴染み、全コンの説明。
ろう学校交流事業の最大の目的は
「高校生たちに全コンを知ってもらうこと」
昼食後で眠くなってしまうのではと心配していましたが(笑)、みなさんよく聞いてくれていました!

そして後半はブースを3つに分け、
生徒たちが各教室を自由に回る形で
講演&トークを行いました。

ブース①は「大学生生活について」。
「情報保障をつけることはできない」と言われた大学に入った経験から
自分はどういう行動を起こしたのか、
友達に障害について説明する方法として
SNSを活用した
などといった話をしていました。
 

 
ブース②は「中高生生活について」。
自分の中高時代の過ごし方や
中高時代にやっておくべきこととして
資格を取ること(青字?)を挙げていました。
また、受験勉強のコツとして
日頃の予習復習を欠かさないこと、も。
やはり毎日の積み重ねは大切ですねえ。

 
ブース③は「就活」。
就活を終えた4年生だからこそ話せる、
面接で聞かれたことや意識したこと、などを話していました。
緊張しているからこそ、いつも以上に笑顔で挑むことがポイントなのだそう。
 
1つのブースにいられる時間は15分間。
短い時間の中で
会員たちはなんとか情報量を凝縮して話そうとし、
生徒たちは一生懸命聞いたり質問をしていました!
 

 
終わった後は、生徒たちから
「学んだこと」「印象に残ったこと」
などを付箋に書きだし、模造紙に貼っていました。
これを見ると、私たちの話したことが
しっかり伝わっていたようで、嬉しくなりました。
 
本会会員からの感想動画はこちら
 
改めて、昨年度に引き続き
今年度も交流を引き受けてくださった
奈良ろう学校のみなさまに
お礼を申し上げます。
 
 

2019年度ろう学校交流事業は
まだまだ終わりません。
次回はどこでしょう?
会員のみなさま、ぜひともご参加くださいね!
 
また、ろう学校関係者のみなさまから
お問い合わせや交流のお申込みは
こちらからできます。
ぜひともお待ちしております!
 

全日本ろう学生懇談会
三役